二百二十日

 天気と空

 朝から雲多めの晴れ。
 東京都心の最高気温は32.9℃(11:53)。

 本日の東京の日の出は05時20分,日の入りは17時55分。随分と日が短くなってきた。

(2023-09-11 05:32)
(2023-09-11 05:32)

(2023-09-11 05:33)
(2023-09-11 05:33)

 東京都心の最低気温は25.0℃(04:34)だったが,朝から立派な積乱雲が出ていた。
 雲が多めだったためレンブラント光線が出るのではと注意していたが,スカイツリーの横あたりに白い光線が降りているのが見られた。

(2023-09-11 06:31)
かすかにレンブラント光線
(2023-09-11 06:31)

 昼間も雲が多め。すじ雲が出ていた。

(2023-09-11 14:03)
(2023-09-11 14:03)



7日間の気温

 averageが高かったのは大阪と熊本。日本海側の酷い暑さは一段落したようだ。
 それでも秋田の方が東京よりaverageが高かった。

2023-09-04~2023-09-10 7日間の気温
2023-09-04~2023-09-10 7日間の気温

生物季節観測データベース

 この5日間で新たな報告はなし。 


二百二十日と台風のこと

 本日は二百二十日。立春から数えて220日目。だいたい毎年9月10日か11日頃に訪れる。
 二百十日と並んで台風の襲来が多い時期とされ,稲作農家にとってこの頃の台風は致命的になることもあって厄日とされてきた。
 秋の季語にもなっている。ちなみに農家の三大厄日として知られるのは,八朔・二百十日・二百二十日。

 台風の発生は8月も多いが,9月は歴代の被害が大きかった台風の上陸が多かったとのことだ。室戸台風(1934年/昭和9年)は9月21日,カスリーン台風(1947年/昭和22年)は9月15日。
 気象庁によって公式に名前が与えられた最初の台風である洞爺丸台風(1954年/昭和29年)と狩野川台風(1958年/昭和33年),そして有名な伊勢湾台風(1959年/昭和34年)は9月26日に上陸しており,このため9月26日は「魔の二六日」と呼ばれたとのことだ。

 「カスリーン台風」というのは奇妙な名前に見えるが,その頃の日本は連合国軍の占領下にあったため,1947年(昭和22年)〜1953年(昭和28年)5月までの台風はアメリカ式にABC順に女性の名前がつけられていたということだ。

 また西暦2000年の二百二十日は9月10日だったが,翌9月11日は「名古屋水没」などという大きな見出しが新聞一面となった東海豪雨だった。この時は南海上に台風があり,北陸地方には秋雨前線がかかり,台風に吹き込む風によって秋雨前線が活発になったことが原因だった。
 名古屋市,特に天白区では甚大な被害が出たのだった。


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