旧暦八朔

天気と空

 早朝は嫌になるほど晴れて午前8時代には30℃を超えていたが,昼前には雲が多めになった。
 東京都心の最高気温は32.8℃(12:22)。
 本日でこの夏の東京の真夏日日数は83日目。どこまで伸びるかこの記録? 甲府市で35.4℃,名古屋市で最高気温35.2℃を記録し,名古屋市では統計開始以来最も遅い猛暑日となった。

(2023-09-15 05:49)
(2023-09-15 05:49)

 昼前には雷鳴がとどろき始め,昼過ぎにはポツポツと降っていた。
 当地はいつもあまり降らないが,他所ではけっこう雨が降っているように見えた。SNSを見ていると大雨が降っているところもあったようだ。

ゲリラ豪雨という言葉について

 今日はtenki.jpやSNSなどで「ゲリラ豪雨」という言葉を散見したが,この言葉にはどうも馴染めない。

 誰が言い始めたのと思って調べてみたところ,1969年8月の読売新聞が初出で,2006年頃からマスコミでよく使われるようになり,2008年には流行語大賞のトップ10に入ったとのこと。

 気象学的な正式な用語ではない単なるマスコミ用語で,気象庁では「ゲリラ豪雨」という言葉は使われない。気象庁が言う「局地的大雨」がこれに相当する。

 局地的大雨は,大気の状態が不安定なときに発生しやすい現象で,特に夏場は強い太陽光によって地表付近の空気が温められて上昇気流が不安定な状態が発生しやすく局地的大雨も生じやすい。

 近年になってこういった局地的大雨が珍しい現象ではなくなったこと,「ゲリラ」という言葉から戦争が想起されるなどの理由で「ゲリラ豪雨」はだんだん言われなくなってきているようだ。


(2023-09-15 13:36)
あちこちで雷雨になった午後の空
(2023-09-15 13:36)


 本日の東京の日の出は05時34分,日の入りは17時49分。
 月齢は29.6で新月。

 本日は新月。旧暦八朔(8月1日)だ。
 旧暦は月の満ち欠けによって決まるので,1日は必ず新月となる。八朔は二百十日や二百二十日と並んで,稲の開花と台風の襲来が重なる農家の厄日となっている。このため各地で五穀豊穣を願う祭などが行われるが,最近の八朔祭は新暦で行われているところが多い印象だ。


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