君子危うきに近寄らず

 思い通りにならないもの

 今日の「荒木博行のbook cafe」はサステナ読書室。毎回これは楽しみにしている。対談相手の牧瀬さんが知的で好き。
 牧瀬さんが育ていたオリーブの木を枯らしそうになったという話から,思い通りにならないものが意外と大切であるという展開になった。動物や植物,子供など,計画通りにいかないものが身近にあるというのは重要なことであると。逸脱経験が人を落ち着かせてくれることもあると。
 落ち着かせてくれるというのがピンと来ていないが,思い通りにならないものがあるとそれだけで楽しいとは常々思う。だから水槽を泳ぐ魚が1匹いるだけでも楽しくなる。

 今日の book cafe。サステナ読書室&今日のflierの『頭に来てもアホとは戦うな! 賢者の反撃編』。アホと戦わない話も面白かった。 


 アホを見分ける方法とか,思い切った本だ。
 常々思うが日本社会ってほんとバカに甘いのだ。だからそうでない人はどんどん損をして窮屈な想いをする構造。
 損をして窮屈な想いをするのはもう沢山だが,自分はアホにならぬよう心がけ,アホと関わらぬよう気をつけ,アホスルー力を高めて生きていかないと。君子になれぬまでも,危うきは察知して避けて通ろう。

 ちょっと気に入らないと文句つけ,何故か凄い自信で自分が100%正しく,しかも相手を屈服させるところまでが正しさだと信じ込んでいる彼等は,相手をコテンパンにやっつけるまで執拗に因縁をつける。お知り合いになりたくないし,関わりたくないが,どうにも避けられず出会ってしまったらスルー力を発揮し全力で逃げよう。


科博がクラウドファンディング

 光熱費が高騰しているのは日本に限らないと思う。欧州など日本の比ではなく酷そうだ。
 「地球の宝」を守るお金が国から出ないためクラウドファンディングをするというのは,日本だけ? 他国ではどう予算配分しているのだろう。日本はそれほどお金がなくて研究などに予算を割く余裕がないということだろうか?

 気象庁がウェブサイトに広告を出している状況も酷いと思う。この災害大国日本において,気象庁への予算って,国民の財産を守るためにも優先して割かなければならないのでは? それが不可能なほどお金がないの?

 クラウドファンディングで理解ある人々からお金が集まるなら,それはそれで国民には余裕があり,余裕がある人々が負担するということで良いことなのだろうか?

地球の宝を守れ|国立科学博物館500万点のコレクションを次世代へ(国立科学博物館 2023/08/07 公開) - クラウドファンディング READYFOR


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天気と空

 朝から雲が多め。
 南海上に台風がいるときはだいたいそうだが,空は青く,積雲がぽこぽこと沢山あって,上空には巻雲があったりして楽しい。
 東京都心の最高気温は34.9℃(12:34)。

(2023-08-07 05:07)
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(2023-08-07 07:04)
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(2023-08-07 11:31)
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(2023-08-07 11:32)
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(2023-08-07 17:09)
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